Text by Jefre Cantu-Ledesma

The Garden Of Forking Pathsはサンフランシスコに基盤をおくミュージシャン、 Jefre Cantu-Ledesmaによる初のフルレングス・ソロCDです。このアルバムは彼の以前の作品、 Colophonのようなラップトッププロセッシングを控え、テープ録音の媒体（カセット、マイクロカセット、リール式のテープ機） の組み合わせと、エレクトリックギターから円盤形ゴングまで多種多様な楽器にいくつかのギター用のストップ・ボックスを かけて制作されました。彼のホームスタジオでの録音に加えて、サンフランシスコのちょうど北にあるMarin Headlandsの 近くで見つけたいろいろな場所が、特別な野外ライブ・レコーディングに使われました。

Jorge Luis Borgesの短編から取られたタイトルと共に、このアルバムは夢や記憶、死と生, 曲が書かれるのではなく、 音楽を作るという過程の中からゆっくりと浮かび上がってくるという、迷宮のような作曲へのアプローチの無限性や可能性に、 あきらかに関与しています。