「ラ・ラ・ラ」は、パリとブリュッセルの家で録音されました。 フルタイムの音楽家というよりはマルチメディア・アーティストなので、 私はガレージバンドなどのソフトでラフに録音してミックスしました。 それはとても楽しく民主的なやり方で家に転がっているピアノ、アコースティックギター、 グロッケンシュピール、フィールドレコーディングを使いました。楽曲は即興で制作されたのですが、 たまにシルヴァン・ショウヴォーの助けによって編集し、口頭的、触発的、 自発的なものを目指してやりました。いくつかの作品は以前、 インスタレーションで使われたものです。インスタレーション、レコーディング、テキスト、 サウンドなど異なる媒体において、共通の関係やエコーを見い出せるときが好きです。 歌詞は色んな言葉で書かれています。異なる知識やイメージの中で遊ぶのが好きだからです。 1つの唄「Schnee Part」では、Paul Celanによる詩「Umlessbarkeit」の朗読ですが、 「Schnee Part」流にそれは行われております。それは独語なのですが、 今を理解するために何度も読まれています。最後の曲「lonesome as the Sun」 はDavid Daniellによるギターをベースにしていますが、 彼はシカゴの偉大なギタリストでシルヴァンと共にニューヨークで出会いました。 「ラ・ラ・ラ」を歌ったり、演奏することはドローイングをする事や、物書きと同じような行為です。